高精度漂流ブイ(DGPSブイ)

内蔵した高精度DGPS受信機とデータロガーによって、漂流させながら、1秒ごとの高精度測位データを連続8時間収集することができます。

概 要
漂流しながら1〜2mの高精度位置情報を1秒毎にデータロガーに記録するブイです。
海上保安庁のビ−コンを受信するDGPSを搭載しています。
狭い海域で緩やかな流れの観測に最適です。
特 長
  • 1、沿岸、湾内、河口域などで特に撤密な流況調査観測に威力を発揮します。
          →最近注目されている「離岸流」の観測などに最適です。
    2、最小1〜2mの高精度位置データを1秒ピッチで取得します。
           →ブイに搭載したDGPS受信機により、1回の漂流で約8時間稼動します。
    3、取得した位置データは内蔵したデータロガーに記憶します。
          →最大87.000データく約24時間分)のデータが保存できます。
    4、オプションで追跡用にパケット通借式携帯端末が取り付けられます。
          →携帯電話網を利用した位置情報専用端末による当社独自のサービスです。
システム構成
システム構成の?例を示します。システムは海上に浮かべたブイと地上のパソコンからなり、波浪データはパケット通信やオーブコム衛星通信によりインターネット・メールなどで自動送借されます。
システム仕様
項目 システム仕様
計測項目 ブイ位置、有義波高・周期・波向、
1/10最大波高・周期・波向、大波高・周期・波向、波数、
電池電圧(オプション:気圧、水温)
計測範囲 波高:0〜20m 精度10cm
周期:3〜16秒
波向:0〜359度 精度5°
通信 パケット通借、オーブコムなど
電源 太陽電池、リチウム電池など
測位精度
JAXA殿による地上シミュレーション試験では、仕様値である波高10cm、波向50°以上の精度で、波の運動を計測できることが確かめられています。
右図は紀淡海峡波浪ブイで得られた有義波高データの推移を示したものです。
参照データとした加速度計式波高計の結果とよく一致していることが分かります。
この試験の際、2004年6月21日には非常に大きな台風6号が紀淡海峡近傍を通過しましたが、有義波高7m程度の波(このときの最大波高は10.1m)も問題なく観測できています。(JAXA殿発表論文より抜粋)